亀の井ホテル伊豆高原での滞在を彩るのは、やはり食の時間。
夕食は「ダイニング匠海」でいただく旬の恵みを活かした会席料理。さらに夜には小腹を満たしてくれる担々麺の夜食サービス、翌朝は種類豊富なビュッフェ形式の朝食が用意されています。
一日の流れとともに楽しめる多彩な食事は、旅の思い出をより一層深いものにしてくれました。これから、そのひとつひとつをご紹介していきます。
全体像はこちらをチェック
ダイニング匠海

お食事は全て、本館3階の「ダイニング匠海」でいただきます。
海が見える窓際に沿った細長い作りのため、本館のエレベーターを降りてからダイニングの入口まで長い廊下を歩きました。
https://kamenoi-hotels.com/izukougen/restaurant/
ダイニング内の写真は、亀の井ホテル伊豆高原さんのホームページからお借りしました。
「ダイニング匠海」は、個室ではなくオープンダイニングで楽しむスタイル。広々とした空間にテーブルがゆったり配置され、落ち着いて食事を楽しめます。
私たちのテーブルは大きな窓に向かって垂直に配置されており、4人それぞれの席から、相模灘の景色をゆったり楽しむことができました。
ホテル内は館内着で移動OKなので、ダイニングもどの時間帯でも館内着で大丈夫です。夕食・夜食はほぼ全ての方が、朝食は半分くらいの方が館内着でした。
亀の井ホテル伊豆高原の夕食
夕食は4つのコースから選べます
亀の井ホテル伊豆高原の夕食には、4種類のコースがあります。
| コース名 | 主な特徴 | |
|---|---|---|
| 極み会席 | 極(きわみ)コース | 料理長特選の最高ランク。 伊豆の新鮮な食材をふんだんに使い、素材のポテンシャルを生かした会席。 |
| 特別会席 | 高み(たかみ)コース | 伊豆名物や豪華な料理をしっかり楽しめる特選メニュー。 豪華さとコスパのバランスが良いコース。 |
| 土地の恵み会席 | MEGUMI(めぐみ)コース | 採れたての地元食材をじっくり味わえる「土地の恵み」がテーマ。 季節感あふれる旬の素材が特徴。 |
| 季節の会席 | 匠海(たくみ)コース | スタンダードなコース。 素材の質を感じつつ、リーズナブルな価格帯で匠海の味を手軽に楽しめる。 |
私達はMEGUMIコースをいただきました。
お子様メニューは、年齢別に2種類の用意があるようです。
MEGUMIコースのお料理
お料理の名前(漢字等)は、メニューに書かれている通りに記載しています

前菜
トマトムース和風ジュレ
ふじのくに美味鶏の低温ロースト
玉蜀黍真丈
蛸の柔らか煮

カトラリーは、ナイフ・フォーク・スプーンそしてお箸が用意されていました。
思い返すと、私はお箸しか使わなかったかもしれません。

お造り
伊豆産金目鯛と鰤政
焼津産生しらす
静岡県産目鯛
修善寺醤油
特に鰤政が美味しかったです。

温物
木ノ子饅頭海苔揚げ

洋皿
国産牛のサーロインステーキ
満月の塩 中伊豆産本山葵
旬野菜のグリル
ニューサマーオレンジの塩ポン酢
「満月の塩」は、満月の日の海水から作られる河津産のお塩だそうです。

煮物
金目鯛の煮付け

食事
岩海苔香る伊豆めし
季節の真丈のお吸い物
香の物三種盛り
ご飯は、静岡県産きぬむすめ。
「伊豆めし」は、金目鯛の煮汁をご飯にかけ、お好みで岩海苔を加えて食べるご飯のこと。
私は金目鯛の身も乗せていただきました。
岩海苔は、お好みでお吸い物に入れてもGOOD。

水菓子
季節のジェラート
季節の和菓子
心太
季節のジェラートは「和紅茶」でした。
「心太」というと酢醤油でいただくイメージなのですが、こちらの心太は白玉や小豆も入ってあんみつのようなデザートでした。
洋皿あたりまでは「お料理は少なめなのね」と感じていましたが、金目鯛の頃に急に満腹感が押し寄せてきて、デザートをお腹に収めるのが大変なくらいでした。
正直に言うと、夕食は可もなく不可もなし、という感じ。地元の食材を使ったお料理ですが、あまり心に残らないというか。
美味しいと思ったのは、鰤政のお刺身。ステーキの付け合わせの野菜のグリルが冷めてしまっていたのが残念でした。
今回はさほどランクの高くないコースだったので、上位のコースだと違ってくるのかもしれません。
予約の際に、私が山芋を食べられないことをお伝えしました。その後、予約確認のメール・チェックインの時・夕食開始時と、何度もそれについて確認してくださり、安心感を持てました。
夕食の飲み物
アルコール類は、静岡のクラフトビールや伊豆諸島の島酒(焼酎)、果実酒、ウィスキー、ワイン類などメニュー豊富でした。
私達は、到着から夕食までの間にラウンジでお酒をいただいていたせいか、食事中はみんな控え目でした。
ソフトドリンクは、伊豆みかんジュースや伊豆ニューサマーオレンジドリンク・伊豆名産ぐり茶のようなご当地ドリンク、ウーロン茶・コーラ・りんごジュースのような一般的なものなど、選択肢は多かったです。
亀の井ホテル伊豆高原の夜食 担々麵
亀の井ホテルの夜のお楽しみ、地獄めぐり夜鳴き担々麵。小腹が空く夜の時間に嬉しいサービスです。
| 対象 | 宿泊者限定、無料サービス(お1人様1杯まで) |
| 提供時間 | 21:00〜22:30(ラストオーダー) |
| 麺の種類 | 細麺だがしっかりした食感の「香港麺」 |
| スープの種類 | 赤地獄(四川風)・白地獄(白ごま)・黒地獄(黒ごま)の3種類。 どれが出るかはその時のお楽しみ。 |

3種類のスープのどれが提供されるかは月替わりのようです。

私達が宿泊した日は「白地獄」白ごま担々麵が提供されました。

1杯だけ無料で食べられますが、もっと食べたいという方には、500円のおかわりがあります。

夕食の終わりにスタッフから「普通の量の3分の1くらい」と聞いていましたが、普通の半分くらいの量はあったと思います。
素麵のように細いけれどしっかりした麵に、白ごまのクリーミーな、でもピリッとした辛さも感じられるスープがよく絡んで、とても美味しかったです。
亀の井ホテル伊豆高原の朝食
亀の井ホテル 伊豆高原の朝食は和洋のビュッフェスタイル。
7:20~9:30(最終入場9:00)の好きな時間に、ダイニング匠海でいただきます。
伊豆ならではのお料理や朝ご飯の定番など、色々なお料理が並んでいて、どれを選ぶか悩むくらいでした。

まず目に入るのが、夕食の時に美味しいと思った鰤政のお刺身。
すり下ろした生わさびもありました。

鯵なめろうフライ・三島コロッケ・鯵の干物など、伊豆の味いろいろ。

ビーフカレー。
ご飯は、静岡県産きぬむすめ。

伊豆の郷土料理「鯵のまご茶漬け」。
あたたかいご飯の上に鯵のたたきを乗せ、薬味をトッピングしてお茶漬けでいただきます。

真鯛を白醤油で漬けにしたものを山掛けにした「めでたい飯」。

お茶漬け用の出汁や玄米茶など。

朝食の定番 ソーセージ・スクランブルエッグ・ベーコン。

富士山麓朝霧高原ファームの卵の目玉焼き・桜海老のスパニッシュオムレツ。

色々な種類のパンやジャム。
中央奥の籠の中にはベビーフード。

オープンキッチンで出来立てのフレンチトースト。
季節によってトッピングが変わるようです。

りんごと黒酢のドリンク・ニューサマーオレンジのババロア。
奥のグラスの中にはビタミンスムージー。

ヨーグルトや各種フルーツ。
手前にハンガリー産アカシアのコムハニー。
多くの写真を載せましたがこれでもごく一部で、ご飯のお供や麺類、各種サラダ、デザート、飲み物まで本当に色々なお料理が並んでいました。
補充もスムーズで、空っぽになっている状態がないのがとても良かったです。
私達がとってきたお料理の写真も載せておきます。

かなり偏りのある夫。
追加でサラダ・レモンパスタ・まご茶漬けなども食べていました。

娘婿は、和洋のおかずやサラダなどバランスよく。

追加でまご茶漬けとめでたい飯も。

娘は最初からがっつり取ってきました。
多すぎて、めでたい飯は夫に食べてもらっていました。

デザートにわらび餅とガトーショコラ。

私はこれらの後、カレーやフルーツとヨーグルトなどをいただきました。
飲み物もしっかり摂って、満腹で朝食を終えました。
夕食は可もなく不可もなくでしたが、朝食はかなりの満足度でした。
亀の井ホテル 伊豆高原の夕食・夜食・朝食についてレポートしました。
温泉に入ってゆっくりしてこんなお料理を食べたいなぁと思った方は、以下のリンクからお好みの予約サイトで宿泊料金や空室状況をチェックしてくださいね!
亀の井ホテル伊豆高原に関するその他の記事はこちら










