草津温泉のオーベルジュ「炯 -kei-」さんには、貸切風呂が三か所あります。
全て温泉ですが、1階の2つの内風呂は地蔵源泉・2階の露天風呂は万代鉱源泉、二種類の泉質を楽しむことができます。
それぞれの源泉の泉質は以下の通り。
- 万代鉱:酸性-塩化物・硫酸塩温泉
- 地蔵:酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉
この記事では、三つの貸切風呂の詳細と、実際に入ってみてちょっと気を付けた方が良いかなぁと感じたことをまとめました。
温泉の泉質について、詳しく知りたい方はこちらの記事をご一読ください。
【この記事は4部構成です】
- 炯の基本情報・宿泊記まとめ
- A01のお部屋とアメニティ
- 炯の三つの貸切風呂 ← イマココ
- 炯のお食事
- 群馬県吾妻郡草津町草津297
- 0279-82-1800
- チェックイン :15:00
- チェックアウト:11:00
HIKARI
HIKARIは、1階にある内風呂です。
地蔵源泉です。
HIKARIは “「侘び」の精神で過剰なものをそぎ落とした空間” だそうです。
ひとりでお湯に浸かると、目に入るのはやや白濁したお湯と、湯船を取り囲む何本もの竹だけ。
とても心が落ち着く空間でした。
AWASE
AWASEは、1階にある内風呂です。
地蔵源泉です。
AWASEには三つの湯船があり、右から左に、だんだんと温度が高くなっていきます。
低温から高温へと順番に入ることで、病に効果があるという草津に昔から伝わる入浴方法だそうです。
各10分ずつ入ると良いとのことですが、高温のお湯には私はそんなに長くいられませんでした…
RYOKU
RYOKUは、3階にある露天風呂です。
万代鉱源泉です。
RYOKUは、貸切風呂の中では唯一の万代鉱源泉であり、唯一の露天風呂です。
客室入口と同じ3階にあるので、便利です。
この貸切風呂だけ、独立したシャワールームがありました。
寒い時季でも外気にあたらずにシャワーを使えます。
全7室の宿のうち3室には温泉露天風呂がついている上に、3つの貸切風呂ですから、利用したいと思った時に、少なくともどこか一か所は空いていました。
私達は、どちらかが部屋のお風呂に入っている間にもう一人が貸切風呂に入るなど、ひとりずつでの利用でしたが、どの貸切風呂も洗い場は2席ずつあるので、複数人で楽に使えます。
湯船も十分な広さがあるので、ご家族やお友達同士で入浴できるゆとりがあります。
昔から名湯として知られている「草津の湯」。
滞在中に何度も入浴しましたので、帰宅後も数日間お肌すべすべでした。
貸切風呂利用のルール
貸切風呂を使う場合、予約は必要ありません。
それぞれのドアの脇にランプがあって、この写真のように点灯していれば使用中です。
ランプがついていない場合は空いているので、入浴OKです。
貸切風呂の入り口近くに、バスタオルが積まれた棚があります。
バスタオルはこの棚のものを使い、使用後は棚の下に投下すればOKです。
フェイスタオルは部屋から持参します。
貸切風呂のアメニティ
ヴェーダロッソ ボタニカル
メイク落とし・洗顔フォーム・化粧水・乳液
洗面台の引き出しの中に、ヘアブラシ・シャワーキャップ・カミソリなど
気を付けること
アラ還夫婦が、貸切風呂関係でうっかりやってしまったことを書いておきます。
うっかりさん必読。うっかりミスをしたことのない方は読み飛ばしてください。
バスタオル
「貸切風呂使用のルール」の項で書きましたが、バスタオルは貸切風呂の近くの棚に用意されています。
ここでバスタオルを取り忘れないように!
貸切風呂のドアの外にあるので、脱衣所で脱いでからバスタオルを取り忘れたことに気づき、もう一度着てから取りに行く…ということがありました。
カランとシャワー
貸切風呂3つとお部屋の露天風呂、それぞれカラン・シャワーの形状が違いました。
温度調節のハンドルが右にあったり左にあったり、カランとシャワーやレインシャワーの切り替えの仕方が違ったり。
そのため、シャワーを出そうとして温度を上げ下げしてしまったり、いきなり頭上からシャワーを浴びてしまったりのミスをしました。
使う前に、カラン・シャワーの切り替えハンドルをしっかり確認することをお勧めします。
以上の2点だけ気を付けて、泉質や雰囲気の違う貸切風呂を楽しんでください。
炯さんは「オーベルジュ」です。
夕食・朝食共に、レストラン「惠-kei-」でとても美味しいお料理の数々をいただけます。
炯のお食事については、こちらにまとめました
草津温泉 炯の基本情報・宿泊記まとめはこちら
私達が宿泊した炯のA01のお部屋についてはこちら
この宿に泊まって、三つの貸切風呂を制覇したいと思われた方は、下のリンクからお好きなサイトでお値段や空室状況などを確認してみてください。
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