炯(けい)さんは、裏草津にあるオーベルジュ。
日本料理をベースにして、一品一品 工夫をこらしつつ素材を活かした、見た目・香り・味が全て良いお料理の数々。素晴らしく美味しかった夕食・朝食を、全てのお料理の写真や動画と共にお伝えします。
担当してくださったスタッフのご協力もあり、それぞれのお料理の説明もバッチリです!
【この記事は4部構成です】
- 炯の基本情報・宿泊記まとめ
- A01のお部屋とアメニティ
- 炯の三つの貸切風呂
- 炯のお食事 ← イマココ
- 群馬県吾妻郡草津町草津297
- 0279-82-1800
- チェックイン :15:00
- チェックアウト:11:00
宿泊時情報
・滞 在 日 : 2023年7月
・部屋タイプ : A01
・同 行 者 : 夫
炯のレストラン 惠-kei-
炯では、夕食・朝食共に2階のレストラン「惠」でいただきます。
「自然の恩恵をいただく」というコンセプトだから「炯」と同じ「けい」という音の「惠」の文字を当てたのかしら…というのは、私の想像です。
私達は個室にご案内いただきました。
他のお客さんもいらっしゃって、レストラン内部の写真は撮れませんでしたので、宿のホームページから写真をお借りしました。
https://kei-kusatsu.com/
個室からレストランの方を見るとこんな感じ。
それぞれのテーブルの間も十分な広さがあるように見えました。
窓の外の緑が綺麗でした。
個室は6人掛けのテーブルでゆとりがあり、自分たちだけでゆっくり過ごせますが、外の景色を見られないのはちょっと残念。
オーベルジュですが温泉宿ですので、ドレスコードを気にする必要はなし!浴衣でOKです。
9割くらいの方が浴衣をお召しだと思います。
炯/惠 の夕食
<盛夏の祝祭>と名付けられたメニュー。
八寸盛り合わせ(っていうのかな?)以外は、食材名だけが書かれているので、どんなお料理が出てくるのかワクワクします。
スタッフは、まだ初々しい感じの方もいらっしゃいましたが、皆さん感じよく、食事中に待たされるとか、不快な思いをすることは全くありませんでした。
メインで担当してくださった、入江さんというイケメンお兄さんは、知識も豊富で、お料理の説明もビデオにちゃんと入るように声を張ってくださったり、映りが良くなるよう配慮してくださったり、素晴らしかったです。
せっかくなので、お料理のご説明をいくつか動画でご紹介します。
夫や私の声も入ってうるさいですが、そこはご勘弁を!
(ブログにお名前を出すことも、お顔を出すことも、ご本人にOKいただいています)
先にこの日いただいた飲み物をまとめてご紹介しておきます。
夫はビール、私は白ワインで乾杯。
Pays D’oc Chardonnay Les Fontanelles ピオニーという品種のブドウを使ったフランスのワイン。
いつもは私はワインをペアリングでいただくのですが、こちらにはそのような設定はなかったことと、体調があまり良くなかったので、この日はこれ1杯のみ。
夫はビールの後は日本酒。
日本酒はたくさんの種類が用意されていて、夫は入江さんに相談して何を飲むか決めていました。
ひとつめが「水芭蕉 夏酒 純米吟醸おりがらみ」群馬県の永井酒造さんの、季節限定のお酒。
次が「群馬泉 淡緑(うすみどり) 純米吟醸【生】」こちらは群馬県の島岡酒造さんのお酒。
どちらも、夫が自分の好みを伝えると(それも何だかぼんやりした説明で)、入江さんがどストライクのお酒を選んでくれたと、大変喜んでおりました。
では、オーベルジュの美味しいお料理のご紹介に入ります。
お料理の名前(漢字等)は、メニューに書かれている通りに記載しています
半月盆に「惠 kei」の名前入りのナプキン
鱧 オクラ 長芋 新生姜
キリっと冷えたおそうめん
私は長芋が食べられないので入っていません
夫のには、細かい賽の目切りの長芋が散らされていて、器の底にはトロロが入っていました
そうめんが嫌いな夫も、これは美味しいと言っていました
太刀魚 玉蜀黍 唐墨
入江さんのエエ声解説をどうぞ
太刀魚ふわふわ、玉蜀黍が超甘い!
低温でじっくり揚げているから甘いんだそうです
蝦夷鮑 八町胡瓜 トマト 金時草 新蓮根
黄身酢がさっぱりと美味しい
鮑がとても柔らかかったです
鮎魚女 枝豆 蓴菜 独活 梅肉 実柚子
これも入江さんの解説入りで
(映像の最後に入江さんが登場します)
とても良い香りがしました
鮎魚女と梅肉がすごく合う
枝豆豆腐がとても美味しかった
大きなお皿に盛られた、七種の盛り合わせ
動画の中で、ひとつひとつを説明してくださっています
真鱈とキタアカリのコロッケ
岩もずくと塩水ウニ
水蛸の柚子胡椒マリネ
鰊の山椒漬け
沢蟹の唐揚げ
煮穴子の小袖寿し
青梅の蜜煮
ここで突然私の体調が悪くなりました。
草津に来る前に、気温37℃の中1時間半ほど富岡製糸場の見学をして暑さにやられたのが、ここで突然出たのだと思います。
先ほどまでお料理の味や香りを楽しんでいたのに、急に匂いが気持ち悪くなり食べられなくなりました。
本当に残念だし、宿の皆さんに申し訳ないことをしました。
鱸 トマト 新玉葱 大葉 オカヒジキ
炭火焼きした鱸に、トマトと新玉葱のソースをかけて大葉を散らしたもの
私は一口も食べていないので、夫の感想
「鱸の皮がパリッとして身は柔らかで、とても美味しかった」とのこと
上州牛 賀茂茄子 茗荷 山椒
上州牛と賀茂茄子の炊合せ
茗荷と山椒がかかっています
夫の感想
「これはこれで美味しかったけれど、このお肉は山葵とかとシンプルに食べたかった」とのこと
それほど美味しいお肉だったようです
鰻 夏ごぼう 万願寺唐辛子 もち麦 ※群馬県産コシヒカリ
フワッと万願寺唐辛子の香りがしました
お料理は食べられずとも、何とか席にいましたが、ここでいよいよ耐えられなくなりひとり先に部屋に戻りました。
メレンゲとヨーグルト
宮崎マンゴー パッションフルーツ
「美味しかったと思うけど、ひとりだったからゆっくりできなくてあまり覚えてない」夫談
ご飯の残りをおにぎりにして、夜食にとシェフがテーブルまで持ってきてくださったそうです
ご挨拶したかった…
体調が落ち着いてから、部屋でおにぎりをいただきました
美味しかった…
ベストの体調でお料理全部食べたかった
炯/惠 の朝食
朝食メニューは「温風至 アツカゼイタル」
朝のおめざ 麴で作った甘酒
ノンアルコールの冷たい甘酒
私は甘酒が苦手なのですが、これはスッキリした味でとても美味しくいただきました
季節のサラダ 彩野菜 赤城鶏 雪下人参のドレッシング
夕食の時もそうでしたが、お野菜が本当に美味しい!
このサラダもシャキッと美味しかったです
季節の豆皿 下仁田糸蒟蒻と針野菜のきんぴら 釜揚げしらす 青菜のお浸し イクラの醤油漬け 茄子とオクラの揚げ浸し 嬬恋村の黒豆納豆 つぼ漬け
炭火焼 時鮭の塩焼き 大根おろし 南蛮肉味噌 赤玉葱の酢漬け
釜炊きご飯と味噌汁 群馬県産コシヒカリ「小松姫」 蜆 青葱
どれも美味しくて、いつもの調子ならご飯をおかわりするところですが、前の晩のこともあるので1膳だけで我慢
豆皿の中で、私の一番のお気に入りはきんぴら
温物 出汁巻き玉子 北軽井沢産キノコの餡掛け 生姜
熱々の出し巻き玉子
キノコの餡掛け大好きなので嬉しかったです
生姜が効いて美味しかった
デザート 北軽井沢のヨーグルト 季節のフルーツ 群馬県産林檎ジャム
食後の飲み物は、1階のラウンジでセルフサービスで好きなものをいただく形式
二人ともコーヒーをいただきました
ゆったりした非日常の食事の最後に、夫と二人分のコーヒーを用意するのはなんだかなぁ…と思ったことは内緒
草津温泉 炯のレストラン惠での、夕食と朝食についてご紹介しました。
夕食・朝食共に地元の素材がふんだんに使われていて、見た目・香り・味の全てを楽しめるお料理の数々でした。
この記事を読んで、これらの素晴らしいお料理を食べてみたいと思った方は、各予約サイトからお値段や空室状況を確認してみてくださいね!
草津温泉 炯の基本情報・宿泊記まとめはこちら
私達が宿泊した 炯のA01 のお部屋に付いてはこちらで細かくご紹介しています
2種類の源泉が楽しめる、炯の貸切風呂についてはこちらの記事をどうぞ
今回の宿泊では、自分の不注意で体調不良を起こし、せっかくのお料理を残してしまったことが申し訳なく、心残りいっぱいです。
また近いうちにお邪魔して、今度は万全の体調で全てを堪能したいと思っています。
そして、今回の体調不良の原因と思われるのが「熱中症」。
そんなにひどいものではなく「なりかけ」という感じでしたが、きちんと対策と対処をしていれば防げたはずのものです。
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