熱海・伊豆山にある伊豆山 佳ら久での滞在では、メインダイニング「六つ喜(むつき)」で過ごす食事の時間も楽しみのひとつです。
「六つ喜」という名前には、味覚・触覚・嗅覚・聴覚・視覚という五感の喜びに、佳ら久ならではの体験を加えた「六つの喜び」でゲストを満たしたいという想いが込められているそうです。
季節の食材を使った夕食の和食会席と、一日の始まりをゆったり迎える朝食。ここでは、ダイニング「六つ喜」でいただいたお料理を全て写真入りでご紹介します。
ダイニング「六つ喜」基本情報

| 場所 | 1階 |
| 営業時間(夕食) | 17:30〜 / 19:00〜(2部制) |
| 営業時間(朝食) | 7:00〜10:30(最終入店 10:00) |
| お料理 | 季節を味わう和食会席 |
| ドレスコード | 浴衣・作務衣で利用可能 |

「六つ喜」の店内は、いくつかのセクションに分かれたゆとりのある造り。
私たちの背中側には、このようなテーブル席のエリアが広がっていました。

隣の席とは、このようなスクリーンでゆるやかに区切られています。
うっすらと向こう側の気配が感じられる程度の透け感で、周りを気にせず落ち着いて過ごすことができました。
夕食の時間は、予約時に選択します。私達はラウンジを堪能することを考えて、遅い時間を選びました。
当日のチェックインの際に、後半の部のなかでも19:00から19:30の間で開始時間を選択できました。ゲストのペースに合わせた細やかな配慮がありがたいです。
私たちが夕食前に堪能した、絶景ラウンジの様子はこちらの記事をご覧ください。
もうひとつの選択肢「藍寿」と夢のコラボコース
佳ら久には、今回私たちが利用した「六つ喜」のほかに、職人が握る新鮮な海の幸を堪能できる鮨処「藍寿(あいじゅ)」というもうひとつのダイニングが用意されています。
予約時にどちらかを選ぶスタイルなのですが、実は最近、この二つのレストランの魅力を一度に味わえるスペシャルコース「匠海(しょうかい)」が誕生したそうです。
「六つ喜」の繊細な日本料理と、「藍寿」の本格的なお寿司の両方をいただけるという、まさに美食の贅沢。なんと1日2組限定というプレミアムなコースなので今回は見送りましたが、記念日などの特別な滞在には、こちらもとても気になりますね。
伊豆山 佳ら久「六つ喜」での夕食
「六つ喜」に足を踏み入れると、落ち着いた雰囲気のダイニングが広がっていました。
私達は、ダイニングの奥の方の、窓に面した席に案内していただきました。

当日のメニューがこちら。表紙に「如月 御献立」と書いてあるので、メニューは月替わりなのかもしれません。
特筆すべきは、魚料理を複数の選択肢から選べるスタイル。どれも魅力的で、選ぶ時間さえも贅沢なひとときになりました。
一休ダイヤモンド会員特典の「夕食時のドリンク1杯サービス」で、私たちはスパークリングワインを選んで乾杯。ゆったりと夕食が始まります。
別記事で詳しくまとめています

席に案内されると、上品な和雰囲気のテーブルセッティング。

一休ダイヤモンド会員特典で、1ドリンクサービスでした。
スパークリングワインをいただきました。

【先付】
キハダマグロと尼子燻製のタルタル
野菜の煮凝り 花穂 アリッサム

【前菜】
4つの前菜がひと盛りで運ばれてきました。

荏胡麻豆腐 生うに たたき蕨 山葵 胡麻餡
えごま豆腐の上にゴマをかけて、たたきわらびと生ウニを添えてある

豚角煮 甜面醤 揚げパン
下から揚げパン、豚の角煮に、甜麺醤を添えた中華風のお料理

しめ鯖 大葉 大根ブルーベリー漬け
巻きしめ鯖
間にブルーベリー酢で漬けた少し酸味のある大根を一緒に巻いてある
大葉と共にいただきます

菜の花浸し 海老黄味寿司 合鴨ロース煮 揚げ慈姑

【造り】
2人分のお造りがひとつの大きなお皿に盛られて運ばれて来ました

本鮪

北寄貝

海老

白身魚
このお魚はオナガダイでした

沖縄産のもずく酢
夫の分にはトロロがかかっていましたが、私は山芋系は食べられないと予約の時に伝えてあるので、生姜のみ

土佐醤油 煎り酒
オナガダイは煎り酒につけて食べるのがお勧めとのことでした

河津の本わさびを自分たちですりおろしてお刺身と共にいただきます

夫はこの宿の場所にちなんで、大吟醸 伊豆山を

私はラウンジでもスパークリングワインをいただいた後なので、水出し緑茶をいただきました
6時間かけてあるそうです
普段飲んでいる緑茶とは全く違う味味で、さわやかさと旨味を感じました

【魚料理】は5種のお料理から好みのものを選びます
こちらは私が選んだ
白鯛西京焼き 鮑柔らか煮
カリフラワー ラディッシュ マイクロリーフ

こちらは夫が選んだ
揚げ海老芋と鮑 蟹餡掛け
芽葱 いくら醤油漬け 百合根 山葵
このお料理を選ぶ人が一番多いとスタッフがおっしゃっていました

【肉料理】
黒毛和牛グリル
舞茸 男爵芋 人参 プチヴェール
パプリカのピクルス
ソースは唐辛子と蜂蜜を合わせた甘辛い味付け
左奥の黄色いのが黄人参
通常の倍の日数(100日間)をかけて栽培され、栄養が詰まった「100日舞茸」のバターソテー

【食事】
土鍋のまま運ばれてきて、目の前でスタッフが混ぜてよそってくれます
使用している北海道産のズワイガニは一度も冷凍しておらず、天候が悪いと獲れない貴重なものとのこと

蟹飯釜炊き いくら
香の物 赤出汁

左の小皿の香の物は夫の分で、長芋のお漬物が入っています
私は山芋系は食べられないので、違うお漬物に替えてありました

【デザート】
金柑 パッションフルーツ 生姜

残ったご飯は、夜食用にお握りにしてくださいました
印象に残ったのは、前菜やお造りの美しさ。小さな器が並ぶ盛り付けは見た目にも楽しく、それぞれの繊細な味を最後までゆっくり楽しむことができました。
また、事前にお伝えしていた「山芋が食べられない」という件にも丁寧に対応していただき、私だけ別の食材に変更してくださいました。
料理が運ばれてくるタイミングもとても心地よく、会話を楽しみながらゆっくり食事を進めることができました。
ドリンクの種類も豊富で、日本酒・ワイン・ノンアルコール、それぞれ5種のペアリングコースも用意されています。
私たちはラウンジでたくさんいただいたあとだったので、この日は控え目にしましたが、お料理に合わせてドリンクを楽しみたい方にも満足できそうなラインナップでした。
伊豆山 佳ら久の朝食


夕食の時の席の、すぐ隣のテーブルに案内されました。

朝のスムージー。
小松菜とケールをベースにして、バナナやマンゴーが入ってます。
とても美味しくて飲みやすいスムージーでした。

少しずつ色々なお料理が並ぶのって、ワクワクしますよね。

【小鉢】
ほうれん草とひじきのお浸し
真鯛お造り 山葵

京がんも 蓮根餅 人参
明太子 大根おろし
めかぶとろろ(写真はとろろの代わりに生姜)

十郎梅 大根麦みそ漬け
小田原の曽我梅林で作られた昔ながらの酸味の強い「十郎梅」の梅干し
ひじきニンニク
【煮物】
出汁巻き玉子 肉吸い 葱
だし巻き卵に肉吸いかけたちょっと関西風に仕上げた卵料理

【焼き物】5種類から1品選びます
夫が選んだ 鯵の干物

私が選んだ 鯖文化干し

【食事】
味噌汁

土鍋で炊かれたご飯は、北海道の「ゆめぴりか」と山形の「つや姫」のブレンドとのこと。

【デザート】
プリン みたらし餡
みたらし団子を食べている気分になるプリンでした。
朝食も夕食と同じ窓際のお席。朝のやわらかな光が差し込む中、ゆったりと一日の始まりを迎えました。
予約の際にお伝えしていたリクエストも朝食にきちんと引き継がれていて、細やかな心遣いにも改めて感動。
落ち着いた空間でゆっくり楽しむ和朝食は、旅の朝にぴったりの心地よい時間でした。
熱海・伊豆山 佳ら久の「お食事」に関するよくある質問
- Q
夕食は「六つ喜」以外の選択肢もありますか?
- A
はい、職人が握る鮨を堪能できる 鮨「藍寿(あいじゅ)」があります。また、日本料理と鮨の両方の魅力を一度に味わえるハイブリッドな新コース「匠海(しょうかい)」も登場しています。どちらのダイニングも事前予約制(コース選択制)なので、旅の目的に合わせて選んでみてください。
- Q
ダイニングのドレスコードは?
- A
館内着(浴衣・作務衣)のまま利用可能です。ただし、ナイトウェアでの利用はできません。
- Q
苦手な食材やアレルギーへの対応はしてもらえますか?
- A
公式サイトでは、「特定原材料8品目(えび・かに・くるみ・小麦・そば・卵・乳・落花生)」のみアレルギー対応が可能と明記されています。 ただ、今回私は「山芋」が食べられないことを事前にお伝えしたところ、夕食の香の物から朝食の小鉢に至るまで、全てのメニューで別の食材に差し替えてくださるという大変温かい配慮をいただきました。 公式なアレルギー対応の範囲外であっても、相談次第で可能な限り寄り添っていただける印象です。必ず予約時に詳細を伝えておくことをおすすめします。
日常を少しだけ忘れて、ただ「美味しい」という幸せに浸る時間。そんな自分へのご褒美や、大切な人との記念日に、ぜひ「佳ら久」での美食体験を選んでみてはいかがでしょうか。
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