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草津温泉 炯 -kei- 春のお食事

草津
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炯(けい)さんは、裏草津にあるオーベルジュ。

日本料理をベースにして、一品一品 工夫をこらしつつ素材を活かした、見た目・香り・味が全て良いお料理の数々が魅力です。

初回宿泊は夏だったので、季節をずらして春のお食事を楽しむために再訪しました。

素晴らしく美味しかった夕食・朝食を、全てのお料理の写真と共にお伝えします。

炯の全体像はこちらで確認!
炯の夏のお料理はこちら
炯 全景

炯 -kei-

  • 群馬県吾妻郡草津町草津297
  • 0279-82-1800
  • チェックイン :15:00
  • チェックアウト:11:00

炯のレストラン 惠-kei-

炯では、夕食・朝食共に2階のレストラン「惠」でいただきます。

「自然の恩恵をいただく」というコンセプトだから「炯」と同じ「けい」という音の「惠」の文字を当てたのかしら…というのは、私の想像です。

天井が高く、隣のテーブルとの間隔もたっぷりあって広々としています。

前回は個室でしたが、今回はオープンキッチンに近いテーブルに案内され、スタッフの様子も見られて楽しかったです。

オーベルジュですが温泉宿ですので、ドレスコードを気にする必要はなし!浴衣やルームウェアでOKです。

朝食には私服の方もいらっしゃいましたが、夕食時にはほぼ全ての方が浴衣姿だったように思います。

炯/惠 の夕食

<芽吹きの春>と名付けられたコース。

八寸の「真鱈とキタアカリのコロッケ」以外は、全て初めていただくお料理。

前回同様、八寸盛り合わせ以外は食材名だけが書かれているので、どんなお料理が出てくるのかワクワクします。

言葉に外国のアクセントを感じるスタッフも何人かいらっしゃいましたが、皆さんとても気持ちよく丁寧な対応でした。

今回はチェックイン時からお世話になったTさんが、飲み物の選定などの際に細かな配慮をしてくださってありがたかったです。

お料理はどれも、見た目が美しく、香りが良く、そしてもちろん美味しい!

サーブされたらすぐ食べたいという気持ちが強く、写真は急いで撮ったので、写りがイマイチのものもありますがご容赦ください。

お料理

お料理の名前(漢字等)は、メニューに書かれている通りに記載しています

器を覆っている蕗の葉を取ると…

蛍烏賊 筍 百合根 生海苔 生姜

美味しそうな香りが広がります
蛍烏賊・生姜・生海苔の下に、筍や百合根の食感が楽しい茶碗蒸し

車海老 細魚 雪うるい こごみ
アメーラトマト スナップえんどう

春野菜や山菜の酢の物
ジュレや黄身酢でさっぱり

蛤 帆立貝 春牛蒡 筍
木耳 人参 芹 木の芽 黒胡椒

春らしさいっぱいの沢煮椀
野菜の下の 帆立が入った真丈がとても美味しかった

ちょうど見頃だった桜の枝が飾られた 美しい八寸盛り合わせ

赤貝とクレソンの酢味噌和え

赤海鼠の霙和え
鮟肝旨煮と花山葵のお浸し

真鱈とキタアカリのコロッケ
インカの目覚めのチップス
〆鯖の小袖寿し

金柑蜜煮

金目鯛 グリーンアスパラ 芽葱
蕗の薹

炭火の風味 蕗の薹の苦みが良い
アスパラが甘い!

上州牛長芋菜の花和辛子

私は長芋が食べられないので、代わりに蓮根餅にしてくださいました。
美味しいお肉はこのくらいの量が良いですね。

桜海老筍もち麦

テーブルごとに土鍋で炊かれる炊き込みご飯

桜海老の香りがとても良い炊き込みご飯
赤出汁もすごく美味しかった!

メレンゲとヨーグルト
水晶文旦 せとか 甘平 バジル

デザートにバジル⁈ と、驚きましたが、すごく合っいました。

炊き込みご飯の残りはおにぎりにしてくださるので、部屋に持ち帰って小腹が空いたときにいただきます。
包みを開いて写真を撮る前に食べちゃいましたw

前回は体調不良のため村田シェフがご挨拶に来てくださる前に退席してしまいましたが、今回は万全の態勢でこの日を迎えたので、全て美味しくいただくことができ、シェフに直接美味しいお料理のお礼を伝えることができて嬉しかったです。

飲み物

夫は Daydream というホワイトビール(小麦のビール)、私は前回同様、ピオニーという品種のブドウを使ったフランスのワイン Pays D’oc Chardonnay Les Fontanelles で乾杯。(どちらも写真はありません)

その後は日本酒へ。

  • 栄斗(えいと) 純米吟醸
  • 尾瀬の雪どけ 魚旨い 純米酒
  • 浅間山 純米 大辛口
  • 水芭蕉 春酒 純米吟醸

夫が日本酒のおためしセットをオーダーした際に、スタッフのTさんが「もしよければ…」と、夫の好みを訊いてくださり、好みに合いそうなお酒を三種選んでくださいました。

柴崎酒造さんの「栄斗」・龍神酒造さんの「尾瀬の雪どけ 魚旨い」・浅間酒造さんの「浅間山 純米」。全て群馬の日本酒です。

コンセプトは『魚介に合う純米酒 』
季節の魚介のアテやにぎりに
柑橘系の香り
一口目の米の味わいとスパっとなくなるキレ味

私は自分の好みをどんな言葉で表せばいいかもわからないため、過去に飲みやすいと思った銘柄をいくつか挙げた結果、水芭蕉の春酒を勧めていただきました。

水芭蕉といえば、前回、夫が夏酒のおりがらみをいただきました。群馬の永井酒造さんの春限定のお酒。

まず一口、好みに合うかどうか試飲させてくださり、美味しかったのでそれをいただくことにしました。ピンクのボトルも可愛かったです。

ほんのり甘口
華やかな香りとジューシーな味わい

こちらの拙い説明をくみ取って、好みのお酒を用意してくださるスタッフに感謝!

炯/惠の朝食

反射でちょっと見にくいですが、朝食のメニューです。

鴻雁北 (コウガンキタヘカエル)
七十二候のひとつで、冬に日本に飛来した雁が北のシベリアへ帰っていく時期のこと。

メニューの下部には、食材の産地を示す群馬県の地図が描かれています。

朝のおめざ
麹で作った甘酒

甘酒が苦手な私が、前回とても気に入って楽しみにしていた甘酒

季節のバーニャカウダ
季節の野菜 米味噌のソース

味噌味のバーニャカウダソースがとても美味しかった!

漬物と梅干し
白菜麹漬け 胡瓜のパリパリ漬け
黒七味 梅干し
釜炊きご飯と味噌汁
群馬県産コシヒカリ「小松姫」
滑子と豆腐の味噌汁

季節の豆皿
下仁田糸蒟蒻と牛蒡のきんぴら
焼タラコと寒〆法蓮草のお浸し
古代蓮根ともち麦のひじき煮 枝豆

色々な味を少しずつ楽しめます

炭火焼
銀鱈の西京焼き 下仁田葱の肉味噌
赤玉葱の酢漬け

西京焼きも肉味噌も倍量食べたいくらい美味しかった

温物
出汁巻き玉子 大根おろし

ホッとするやさしい味と温かさ

デザート
北軽井沢のヨーグルト
とちおとめ 林檎ジャム

食後の飲み物は、1階のラウンジでセルフサービス

夕食も朝食も、どのお料理も本当に美味しくて、「美味しい」という表現ばかり続けてしまいました。

季節を感じられるどのお料理も香りが良くて、見た目もとても美しい。昔ながらの和食と新しさが上手くミックスされた味と食感が楽しい。地元群馬のお野菜がシャキッと新鮮。それらが合わさって「美味しい」の一言になるのです。

次は秋か冬にお邪魔して、まだいただいたことのない季節の味を楽しみたいと思います。

こんな美味しいお料理を食べてみたいと思われた方は、下のリンクから料金や空室状況をチェックしてくださいね!

全7室の宿なので、希望日がある場合は早目のご予約がおすすめです。

炯 全景

炯 -kei-

  • 群馬県吾妻郡草津町草津297
  • 0279-82-1800
  • チェックイン :15:00
  • チェックアウト:11:00

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草津
Chiaki

温泉ソムリエ。
写真撮影が趣味の還暦おばちゃん。

私が実際に宿泊した中で
気に入った宿の情報を
自分で撮った写真と文章を通して
皆さんにお伝えしたいと思い
ブログを立ち上げました。

このブログが皆様の素敵な思い出作りに
少しでもお役に立ったら嬉しいです。

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