福岡県糸島市、姉子の浜の目の前に建つ「THE SHIKAKA」。今回の滞在では、オールインクルーシブプランを利用し、食事とお酒を楽しみました。
到着後は、海を眺めながらウェルカムドリンクをいただき、客室でひと休み。その後、夕食前にはバー「海の音」へ。夕食は、複数の食事スタイルから、ライブ感あふれる鮨カウンターでいただくコースを選びました。
THE SHIKAKAを手がけるのは、福岡県岡垣町でワイナリーを展開する「ぶどうの樹」グループ。ワインづくりに加え、地域の農業や漁業と連携した食の取り組みにも力を入れています。
そんなグループが手がける宿で、どのような料理やお酒に出会えるのか。実際にいただいた料理やドリンク、そして心に残ったスタッフの方々のおもてなしを、翌朝の朝食とあわせてご紹介します。
今回宿泊した「うみのホテル」のお部屋の様子や、客室の設備・アメニティについては、お部屋編で詳しくご紹介しています。
THE SHIKAKAのウェルカムフードとドリンク


チェックイン時には、海を眺められる鮨カウンターでウェルカムフードとドリンクをいただきました。

ドリンクは、「ぶどうの樹」がドイツ・モーゼル地方の自社畑で手掛けたオリジナルの白ワイン(リースリング)でした。
ほんのりと微発泡を感じ、やや甘口ながらすっきり感があって、私たちの好みにぴったり!とても気に入ったので、帰りに2本購入して自宅に送りました。

このワインに合わせたウェルカムフードは、地元産のトマトにワインのジュレを添え、糸島の塩とオリーブオイルをかけたものです。
爽やかなリースリングとは相性抜群!たいへん美味しく、お食事の時間がさらに楽しみになりました。
バーラウンジ「海の音」


客室でひと休みしたあと、夕食前に「海の音」へ。「海の音」は、オールインクルーシブプランで宿泊する人専用のバーラウンジです。木のカウンターに椅子が5席ほど並び、落ち着いた雰囲気。
利用時間は14時から19時まで。カウンターに置かれたメニューには、ビールやハイボール、ぶどうの樹ワイナリーのワインなどが並んでいました。

お部屋でお風呂に入った後だったので、まず生ビールをいただきました。スタッフに勧めていただいた「一番搾りプレミアム」。いつも飲むビールとは明らかに香りが違って、より華やかで贅沢な気分を味わえました。

2杯目は「簡単なカクテルなら作れますよ」と嬉しいご提案があり、夫はスプリッツァー、私はミモザを作っていただきました。
こちらの好みを確認しながらおつまみを用意してくださるなど、とても気さくに対応してくださり、会話も弾んで、楽しいひとときを過ごすことができました。美味しいドリンクを味わえただけでなく、こうした交流も心に残っています。
夕食は好みに合わせて選べる4つのスタイル
THE SHIKAKAでは、目の前で料理が仕上がる様子を楽しめるカウンター席や、周囲を気にせず過ごせる個室など、好みに合わせて4つの夕食スタイルが用意されています。
| 夕食スタイル | 特徴・おすすめシーン | お子様の利用 |
|---|---|---|
| 鮨カウンター | 【絶景×職人技】 海を望む特等席で、一貫ずつ握りたての鮨を味わう大人の空間。 | 小学生以上 |
| 鉄板焼カウンター | 【五感で楽しむ】 厳選和牛や糸島野菜を目の前で焼き上げるライブ感が魅力。 | 小学生以上 |
| 個室ダイニング | 【プライベート空間】 家族やグループ水入らずで、本格的なコースを気兼ねなく堪能。 | 幼児OK |
| お部屋食 | 【おこもり滞在】 重箱仕立ての鮨やステーキを客室で。ペット同伴プランにも最適。 | 幼児OK |
私たちは今回、この中から海を眺めながら特別な時間を過ごせる「鮨カウンター」のプランを選びました。
鮨カウンターでいただく夕食
THE SHIKAKA(ザ・シカカ)の鮨カウンター「海の座(UMINOZA)」での夕食開始時間は、17:00~ と19:00~ の2部制(完全予約制)です。
私たちは19:00開始で予約していましたが、チェックインの際に早めることも可能とのお話があり、18:30~にしていただきました。

今回のプランは開業記念特別プラン。
メニューが無く、何がどんな順番で出て来るのかわからないままスタート。
まずはスパークリングワインで乾杯。

お刺身。サワラ・カンパチ・タイ・サーモン・イカ

久しぶりに入荷できたというヤリイカの活き造り。ミミとゲソは、塩焼きか天ぷらかが選べるということで、天ぷらをお願いしました。

ペアリングは、ぶどうの樹オリジナルの白ワイン。ドイツのバーデン地方で造られたピノ・グリ。

糸島卵ととうもろこしの茶碗蒸し。
卵ととうもろこしの甘さにトッピングしたベーコンの塩味がよく合います。

調理前に見せてくださった活き鮑。

活き鮑のワイン蒸し。蒸したてでとても柔らかで美味しかった。

ペアリングは「夢のつづき」。
ぶどうの樹オリジナルの国産辛口ロゼワイン。

真鯛の握り・もみじおろし。

地魚のオランダ煮。揚げてから甘辛く煮たお魚と、ナス、レンコン、オクラ、白髪ネギとの彩りもとても美しい一皿。

鮑の握り。コリッコリでした。

ヤリイカのミミとゲソの天ぷら。天つゆもありましたが、私は糸島のお塩でいただきました。衣サクサクで美味しかった!

カンパチの握り・玉ねぎ醤油。

サワラの握り・お醤油を塗って炙ってある。

マグロの赤身。

日本酒三種の飲み比べ。
鍋島・田中六五・七曜。

イカの握り・お塩がかかっています。

煮穴子は、握りではなく二口ほどの丼で。

あら汁。柚子胡椒が添えられています。

牛肉の握り。

カボチャの浅漬けの握り。

玉子。
スタッフの方との会話も弾み、どのお料理もおいしそうで、写真を撮ってはすぐにいただいていました。そのため、お料理の細かな説明は控えめです。
どの握りも丁寧な仕事が施されていて、すべてお醤油をつけずにそのままいただきました。

ここでサプライズ!
少し前に、私がかなり満腹になっていることに気づいたスタッフの方が、「小さなアイスクリームくらいなら食べられますか?」と声をかけてくださいました。
そして、運ばれてきたのは、こんなに可愛いアニバーサリープレート。
「結婚記念日で……」とお話ししたことを覚えていてくださったんですね。思いがけない心遣いが、とても嬉しかったです。

そして、コースのデザートは、お重に詰められて、食事を終えて席を立つときに渡されました。「お部屋の冷蔵庫に入れておいて、お腹が空いた頃に召し上がってください」とのこと。
ムースと抹茶わらび餅、フルーツの盛り合わせ。冷たくて甘さも控えめで、とてもおいしくいただきました。
朝食も鮨カウンターでいただく和食
朝食開始は、8時・9時・10時から選べました。私たちはいつものごとく一番早い8時にお願いしました。
朝食も夕食と同じ鮨カウンターでいただきました。

焼き魚やお刺身、小鉢など、品数豊富な和朝食。ご飯は食事の時間に合わせて土鍋で炊いてくださり、おかわりもできます。
朝食もメニューはなかったため、正確なお料理名はわかりませんが、写真とともに一品ずつご紹介します。

お重の蓋を開けると、色々なお料理が盛りつけられていました。

お豆腐・福岡の郷土料理おきゅうと・そぼろ。

サラダ・お漬物。

お刺身。

焼魚は銀はらす。

スタッフからビールを勧められました。ノンアルコールビールも用意されていましたが、車を運転する夫はそちらも飲まず。私も一旦はお断りしましたが、せっかくなので非日常を堪能することにし、ビールをいただきました。

糸島産のコシヒカリの新米。

マグロのお出汁のお味噌汁。

茶碗蒸し。

デザートとコーヒー。朝から満腹。
夕食も朝食も、お料理のおいしさはもちろん、スタッフの方々の温かな心遣いが印象に残りました。食事の時間そのものが、THE SHIKAKAでの滞在をより豊かなものにしてくれたと感じています。
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