高原のホテル ラパンの夕食は、嬬恋の旬野菜をふんだんに使った創作フレンチ。美しい盛り付けや器のセンスにも心が弾む、まさに“高原のごちそう時間”です。
朝食は、和食・洋食から選べるスタイルで、どちらも地元食材の味わいを活かした優しいメニュー。
この記事では、実際にいただいた夕食と朝食の内容を写真付きで詳しくレビューします。これから宿泊を検討されている方の「食事が気になる」という声に、しっかりお応えします。
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高原のホテル ラパンの夕食|旬野菜を使った創作フレンチ
高原のホテル ラパンで過ごす夜の楽しみといえば、やはり夕食です。静かな森に囲まれたホテルの一日を締めくくる食卓は、お部屋内のダイニングルームでゆっくりと始まります。
ラパンの夕食は、地元・嬬恋村の新鮮な食材をふんだんに使った創作フレンチ。お部屋の専用ダイニングルームなので、肩の力を抜いて楽しめるのがこのホテルならではです。
実際にいただいたフルコースの内容を、写真とともに順番にご紹介していきます。

お食事時間の15分前になると、スタッフがダイニングルームのセッティングに来てくださいます。
セッティングが終わってダイニングルームに向かうとこんな感じ。
お料理を運んでくださるスタッフ以外に会うことはないので、ドレスコードなどはなく、楽な格好でフレンチを味わえます。

私達がいただいた夕食のメニューです。
名産の嬬恋キャベツをはじめ、旬の野菜や上州牛など、素材の魅力を引き出したお料理が一皿ずつ運ばれてきます。

嬬恋産トウモロコシのムース
ムースの上に焼きトウモロコシとコンソメジュレ

ムースがとても甘くて驚きました。
ウニも乗っています。

石川産ヒラメのカルパッチョ トマトのジュレ
ジュレの酸味がヒラメと合って美味しかった。

信州産鮎のベニエ ナスと共に
川魚が苦手な私ですが、臭みは感じず美味しくいただきました。

パンとバターと胡椒。
パンにバターを塗ってもいいし、胡椒にオリーブオイルを入れてつけても。
パンはお代わりをいただけます。(3種類くらいから選べました)

帆立のポワレ 枝豆ソース
帆立の下に敷かれているのはジロール茸。

キャベツのステーキ
ラパンのシグネチャーメニュー。これが二人分で、取り分けていただきます。

こちらはメニューにはありません。
スパークリングワインのフルボトルをお願いしたので、サービスで出してくださったチーズです。

石川県から届いたお魚のポワレ サフランソース
この日のお魚はカサゴでした。

上州牛のステーキ
低温調理した牛肉をミディアムレアで。
お肉は柔らかかったけれどナイフの切れ味が悪くて苦労しました。

ご飯、お味噌汁
フレンチでご飯やお味噌汁、お漬物が出るのは珍しいですよね。

ヨーグルトのブラマンジェ コーヒー
ヨーグルトのブラマンジェの上にナガノパープル(葡萄)のスライス、その上にカシスのシャーベット。
食後の飲み物は、コーヒーか紅茶をホットかアイスで選べます。
飲み物は、チェックインの際にメニューを見せてもらって最初の一杯を選んでおきます。ペアリングや飲み比べセットのようなものはありませんでした。ワインの品揃えが豊富でした。
どのお料理もとても美味しかったです。厨房がどこにあるのかはわかりませんでしたが、お部屋まで運んでくださるのに、温かいものは温かく、冷たいものは冷たいまま提供されました。
身動きが苦しいほど満腹になって、すぐにベッドに倒れ込めるのがダイニングルーム付きのお部屋の良いところですね(笑)
以前、お部屋食の旅館で、お料理の匂いがいつまでも部屋に残って気持ち悪くなったことがあります。独立したダイニングルームがあると、その心配もないのも良いポイントです。
高原のホテル ラパンの朝食|和洋選べる高原のごちそう
ラパンの朝食は「和食」か「洋食」から選べるスタイル。今回は夫が和食、私は洋食をお願いしたので、それぞれの違いを味わいながら楽しむことができました。
炊きたてご飯に小鉢が並ぶ和朝食は、まるで旅館のような落ち着き。いっぽう洋朝食は、たっぷりの野菜や卵料理が彩りよく並び、ホテルらしい華やかさがありました。

朝も、夕食同様に15分前にスタッフがセッティングに来てくださいます。
朝陽が眩しいので、ロールスクリーンが半分下ろされていました。
和朝食

写真に収まりきらないくらいのお料理が並んでいます。

海苔は「焼き海苔箱」で温められています。

サラダ、お漬物、とろろなど。
我が家の食卓に山芋は出ないので、こういう時にとろろがあると夫のテンションが上がります。

鮭、卵焼き、板わさや明太子、野菜豊富なたくさんの小鉢にお味噌汁。

湯豆腐

土鍋ご飯と玉子かけご飯用の卵。
洋食を選んだ私の分もお茶碗や卵が用意されていました。

ヨーグルトにフルーツ、コーヒー。

このコーヒーカップ、飲むうちにコーヒーの水面がクローバー形からハート形へと変わって行きます。

そしてカップの底に可愛いハート。
食後のひと時の楽しい話題になりました。
調べてみると、Amazonや楽天市場などでも取扱いがあり、結婚祝いなどにお勧めの商品のようです。

洋朝食

最初に運ばれたお料理がこんな感じ。
カトラリーの数の多さに注目!
朝からこんなにスプーンやフォークを使い分けるお食事は初めてかも。

サラダ
キャベツ・コーン・トマト・ブロッコリー・お豆腐・ポテトサラダ

魚の種類を失念してしまいましたが、五穀米の上にお魚のソテー、その上にイクラが散らされてスプラウトが乗っているお料理。朝から手の込んだ美味しいひと皿。

ポタージュは冷めないようにアルミホイルを被せて運ばれてきました。

オレンジジュースと3種のパン。
お腹がいっぱいで食べきれなかったパンは、包んで持ち帰らせてくださいました。

オムレツの中にもお野菜が入っていました。ふわっと柔らかで美味しい!
ソーセージは2種類。

懐かしい感じのする、シンプルなパンケーキ。
メイプルシロップと共に。

洋食のデザートは、ヨーグルトとフルーツ・シリアル・ハチミツが別盛りで。私はサクサクが好きなので、シリアルを後乗せできるのが嬉しい!
可愛いコーヒーカップでひと盛り上がりして、またまたお腹がはちきれそうになってベッドでひと休みしました。
静かな森の中で味わう、季節の恵みとやさしい時間。どの料理にもシェフの丁寧な想いが感じられて、心まで満たされるお食事でした。お料理を運んでくださるスタッフの心配りも良かったです。
大切な人との記念日や、のんびりと過ごしたい日におすすめです。
この記事を読んで、ラパンに泊まってこんなお食事を食べてみたいと思われた方は、以下の各宿泊サイトのリンクから、空室状況や費用を確認してみてくださいね。

高原のホテル ラパン
- 群馬県吾妻郡嬬恋村干俣(ひがた)バラギ高原2401
- 0279-96-1122
- チェックイン :15:00
- チェックアウト:11:00
※現在 楽天トラベルの取扱いがありません