新潟県六日町にある古民家ホテル「ryugon(龍言)」では、雪国の食文化を体験できる「雪国ガストロノミー」を提供しています。
ryugonについての詳細はこちらの記事をご一読ください↓
雪国ガストロノミーとは、山菜やきのこなどの山の恵み、発酵食品、雪室で保存された野菜など、雪国ならではの食材を活かした料理です。

ダイニングの入口。奥の暖簾のむこうに広く落ち着いたダイニングルームがあります。

ダイニングルームの片隅に薪ストーブがありました。

夕食時、囲炉裏ではお魚が焼かれていました。
ryugonのダイニングはドレスコードなしですので、浴衣や部屋着でOKです。私達がお食事をいただいた時間帯は、ほとんどの方が浴衣姿でした。
また、お食事以外に、飲み物やちょっとした食べ物がラウンジで提供されていますので、なにかちょっと口に入れたい時に利用できます。
私達が宿泊した時にいただいたお食事と時間帯ごとに内容が変わるラウンジサービスについて、写真入りでご紹介します。
ryugonの夕食
私達は「雪国ガストロノミーコース」をいただきました。全9品。「食を通じて雪国の暮らしや文化を伝える「雪国ガストロノミー」和食の技術を基本としながらも、ryugonならではの斬新さを料理に取り入れた新しいスタイルの郷土料理です。」と、ryugonさんのホームページに書かれています。


帛乙女のフロマージュ雪玉
新潟県で栽培されている里芋「帛乙女」・豆腐・クリームチーズ・ヨーグルト

山伏茸のスープ
乾燥させた山伏茸で出汁をとりジャガイモを入れてスープにしたもの
家族みんなに好評でした

新潟日本海 海の幸

鮮魚盛り合わせ
甘エビがねっとりと美味しかった

鮟鱇煮凝り

佐渡鮪白子焼き

佐渡ぶり焼き漬け すだちの泡

A5ランクにいがた和牛里山煮
美味しいお肉だったので、濃い味で煮込まずシンプルに焼くなどで食べたかったなぁ…というのが家族共通の感想

魚沼産コシヒカリ塩沢地区限定一等米 むかごご飯
むかごは、長芋や大和芋・自然薯などヤマノイモ科に属する芋の葉の付け根にできる、球状の芽

けんちん汁
私は山芋が食べられないので、ひとり分だけむかごご飯ではなく白米を用意してくださいました

紅はるか焼き芋羊羹
日本酒が大好きな次女と夫。酒処新潟で美味しい日本酒をいただくのを楽しみにしていました。スタッフに相談しながら選んだ3種。

純米吟醸 八海山 55%

高千代 純米大吟醸 一本〆48%
無ろ過生酒ORIGARAMI

八海山 唎酒 №290 ツツジ
限定販売の珍しいお酒をいただけるのも、酒どころならでは!
ryugonの朝食
宿泊前にネットで色々と調べた時には「朝食は和定食で、希望すれば洋食も選べる」ような情報が多く、ホームページでもそのように案内されていたのですが、実際の朝食はハーフビュッフェ形式でした。(現在はホームページの表記も改訂されています)私達が宿泊する少し前にスタイルが変わったようです。

席に着くとまず、3種のアラカルトから1つを選ぶように言われます
・銀だらの幽庵焼き
・デミグラスシチュー
・魚沼きのこ鍋

魚沼の美味しいご飯に乗せて食べる「のっけもん」各種

パンは数種類用意されていました

ハム・チーズ類
朝食ビュッフェには珍しく、和洋ともに卵料理が見当たりませんでした

ナッツやシリアルをヨーグルトと共に

3種のアラカルトの中から、私が選んだデミグラスシチュー(お魚も鍋も魅力的だったけれど、シチューが大好物なので)
美味しかったけれど、浅いお皿(そして多分温めてない)だったので、すぐに冷めてしまったのが残念でした。

炊き立てのご飯とお味噌汁は、スタッフがよそってくれます。
私は「少なめに」とお願いしました。
魚沼の美味しいご飯に、色々なものを乗せて楽しみました。

洋朝食が好きな長女の選択はこんな感じ
他のお客様も多かったので、ビュッフェのお料理は一部しか撮れていません。それを抜きにしても、お料理の品ぞろえはちょっと寂しいなと思いました。
ラウンジサービス





ryugonには、テーブル・囲炉裏・和室・独特な形のソファなど、ゆっくりと時間を過ごせる色々なタイプのラウンジがあり、7:00~24:00の間、飲み物やお菓子などを自由にいただけます。
ラウンジサービスは、時間によって提供されるものが代わります。
パティスリー


8:00~10:00には、ラウンジのカウンターにパティスリーが並んでいます。
実はこれを食べる分のお腹をあけておくためにご飯を少なめにしてもらいました。
コーヒーと共にいただきましたが、サクサクで私好み。どれも美味しかったです!
デイタイムラウンジ



12:00~15:00には、チェックアウト後やチェックイン前の宿泊客が、ソフトドリンクやお菓子をいただけるようになっています。
お菓子は気取ったものではなく、地元の袋菓子が瓶に入れて置いてありました。駄菓子屋さんのような雰囲気でした。
アペリティフ



17:00~19:30には、アペリティフ(食前酒)として、地酒や果実酒などが無料で提供されます。
地酒はもちろん八海山!やわらかな口当たりと端麗な味わいの特別本醸造が用意されていました。
夫と次女は八海山、私と長女は梅酒を1杯いただいてから夕食に向かいました。
ryugonのお食事とラウンジサービスについてご紹介しました。
雪国ガストロノミーや新潟のお酒を堪能したいと思われた方は、下記のリンクから各予約サイトで宿泊費や空室状況をご確認くださいね。
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