ニセコ楽 水山の滞在で楽しみにしていたのが、季節ごとの地元食材を活かしたお食事。
楽 水山の夕食は、以下の三つから選べます。
- 創作フレンチ「ゆきあい亭」
- 鉄板焼「海王(かいおう)」
- 日本料理「入舟(いりふね)」
私たちは「ゆきあい亭」でいただきました。
このお食事篇では、夕食と朝食それぞれの内容を、写真とともにご紹介します。
楽 水山の全体像はこちらでご確認ください。
楽 水山「ゆきあい亭」での夕食
楽 水山の夕食は、開始時間が17:30/19:30の2部制です。チェックインの時にどちらかを選びます。私達は17:30を予約しました。

ラウンジでは、16:30からアルコールの提供があるので、食事開始の少し前に食前の一杯をいただきました。
17:30近くになると、スタッフがラウンジに「〇〇様、お席の用意ができました」と、呼びに来てくださいました。

ラウンジに面したところにゆきあい亭の入口があります。

半個室に案内されました。羊蹄山の方角の窓に向かって二人が横並びのカウンターのような席です。(朝食の項に席の写真があります)

ペアリング1杯目 シャンパーニュルイ・ロデレール コレクション 244
きめ細かな泡でとても美味しかった。

夫はクラフトビール
羊蹄山麓ビール ニセコワーズ

本鱒 ルバーブ ハーブ
余市産の竹鶴ウィスキーで軽くマリネし香りをひきたてた本鱒。
その下にルバーブのソース、上にはハーブのサラダ。

ペアリング2杯目 白
マロ ワインズ リースリング 2023
北海道のワインブランドMARO Winesがニュージーランドで仕込んだワインとのこと。
葡萄の風味を強く感じました。

雲丹 帆立貝 生ハム 焼き茄子
塩水ウニと帆立、ニセコ産の焼き茄子、鰹出汁に細かく刻んだ生ハムが入っている。

ペアリング3杯目 白
フォン・ウィニング ヴァイスブルグンダー ロワイヤル
ドイツの辛口の白ワイン

北海道産とうもろこし
北海道産とうもろこしの冷製スープ
とても甘くて美味しかった。

夫は日本酒に移行
ニセコ蝦夷富士純米大吟醸(写真右)
北海道産の酒米「彗星」を100%使用して新潟の八海山が作ったお酒。
左は吟醸のボトル。

自家製パン 有塩バター、ジャージー牛無塩バター、カムイミンタル
普段、パンにバターを付けないのですが、こちらのバターはしっかり使いました。
無塩バターにカムイミンタルのお塩をちょっとつけるのが一番好みでした。

穴子 胡瓜
噴火湾の穴子のフリッター。
胡瓜は、細切りにし鰹と昆布の出汁で浅漬けのようにして、バジルと山わさびを加えたもの。
上にはバジルのスプラウト。
さっぱりと美味しいひと皿。

ペアリング4杯目 赤
マロ・ワインズ ツヴァイゲルトレーベ
こちらもMAROがニュージーランドで仕込んだワイン。

毛ガニ ななつぼし
虎杖浜の毛ガニとななつぼしのリゾット。
蟹味噌を加えて、チーズなどは使わず炊き上げたもの。
香りがとてもよく、濃厚な味わいが美味しかった。

スナップエンドウ
私としたことが、写真を撮り忘れるほどお料理に夢中になっていました!
スナップエンドウのソテーにすりおろしたグラナ・パダーノ(チーズ)をかけたものでした。

ペアリング5杯目 赤
オー・メドック・ド・ジスクール
カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロが50%ずつブレンドされたワイン。

びえい和牛
美瑛の黒毛和牛のフィレをブロックのままじっくり炭火焼きしたもの。
上に乗っているのは甘党美人(甘長唐辛子)。
ルッコラとニセコ五四〇(540日寝かせたジャガイモ)が添えてある。

ペアリング6杯目 白 貴腐
カルム・ド・リューセック
シャトー・リューセックのセカンドワイン。

アスパラガス 蘭越有精卵
アスパラガスのアイスと、平飼い有精卵で作った昔ながらの硬めのプリン。
コーヒーと共にいただきました。

メニューには載っていないガトーショコラ
とても濃厚でした。
フレンチというよりも和食をいただいているような気さえする、和のテイストがいっぱいでさっぱり目のお料理。そんな中に、とても甘いとうもろこしのスープや、蟹の風味の濃いリゾットなどがあって、バランスよくとても美味しかったです。
食材も飲み物も、北海道産のものがたくさん使われていたのも印象的。
ペアリングのワインはきっと飲みきれないだろうから半分くらい夫に…と思っていたのですが、どれも美味しくて結局すべて私がいただきました。
スタッフとのお話もとても楽しかったです。
満足・満腹!
楽 水山の朝食

朝食の時間は7:00〜9:30。夕食を終えた時に時間を選びました。
夕食と同じ個室に案内されましたが、残念ながらまだ正面の羊蹄山は雲の向こう。
お天気が良ければ、羊蹄山を眺めながらお食事を楽しめます。

- ジャージー牛乳
- 余市のりんごジュース
- 雪下にんじんのジュース

お料理がたくさんあって写真に納まりきらない!

- 小メロンの浅漬け
- 蘭越平飼い有精卵の温泉卵に蕎麦の実と上げた牛蒡
ご飯かお粥かを選べます。私のように「両方」もアリ。
おかわりは、お釜が置かれて自分たちでよそう宿も多いですが、こちらはスタッフが運んでくださいます。

- ホッケ
- 根室産の水だこのお刺身
- 網走産のしじみの味噌汁

- 昆布締めのトマトにクリスタルソルトととろろ昆布をかけたもの
- 茄子としし唐の味噌田楽(味噌は下にひかれている)
- まんずなるまめと身欠きにしん
- ニセコの大豆と羊蹄山のふきだし水で作った豆腐に、山わさびの醤油漬けを乗せてある

- 北海道の黒千石大豆の納豆
- 明太子
- 海苔

黒大豆の納豆は初めて食べました!

- らいでんスイカ
- コーヒー
夕食同様、北海道の美味しいものがいっぱいの朝食でした。
派手な感じはないけれど、ひと皿ひと皿手がかかっていて、どれもとても美味しかったです。夫はご飯を2回おかわりしていました。
朝食を担当してくださったスタッフもとても感じが良く、お料理の説明もわかりやすかったです。
楽 水山「ゆきあい亭」での夕食と朝食をご紹介しました。
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