熱海の海を目の前に望む、ひときわ輝きを放つラグジュアリーホテル「熱海パールスターホテル」。全室に温泉が備わるこのホテルでは、どのお部屋を選ぶかが滞在の満足度を大きく左右します。
今回は、数ある客室タイプの中からあえて選んだ「デラックスオーシャンビュー “VIEW BATH”室礼」を徹底レポート。
低層階ながらも期待を裏切らない眺望や、滞在の楽しみをぐっと高めてくれる「フリーミニバー」の充実した内容など、実際に宿泊して感じたお部屋の魅力を詳しくご紹介します。
熱海パールスターホテルのお部屋タイプをわかりやすく解説
熱海パールスターホテルのお部屋は、一見すると種類が多くて少し複雑に感じますが、基本は次の3つの組み合わせで構成されています。
- お部屋のランク(スイート・デラックス・スーペリア)
- お風呂のタイプ(海が見える露天風呂・室内のテラスにお風呂・海が見える内風呂・眺望の無い内風呂)
- 室礼(和モダン畳スペースの有る部屋)かそうでないか
この3つを整理して見ていくと、選びやすくなります。
お部屋タイプ一覧
| ランク | 客室タイプ | お風呂タイプ | 階層 | 畳スペース | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| スイート | プレミアスイート | ROTEN 露天風呂 | 高層階 | 有(室礼とは違う) | 2ベッドルーム 最上級・広さと設備が充実 |
| ジュニアスイート | ROTEN 露天風呂 | 高層階 | 無 | 洋室のコンパクトスイート | |
| ヒルサイドスイート | TERRACE BATH テラスバス | 中層〜低層 | 有 / 無 | 山側 畳スペースがない部屋は2ベッドルーム | |
| デラックス | オーシャンビュー | ROTEN 露天風呂 | 高層階 | 有 / 無 | 人気のバランス型 |
| オーシャンビュー | VIEW BATH ビューバス | 低層階 | 有 | 室内バス・動線が良い | |
| スーペリア | オーシャンビュー | ROTEN 露天風呂 | 中層階 | 無 | シンプルでコスパ良し |
| オーシャンビュー | 内風呂 (テレビ付き) | 低層〜中層 | 有 | 最もシンプル |
和モダン畳スペースがあるお部屋は、お部屋名に「室礼」が付きます。
例えば、
「デラックスオーシャンビュー “VIEW BATH” 室礼」は、デラックスランクのビューバス付きの畳スペースがあるお部屋。
「スーペリアオーシャンビュー“ROTEN”」は、スーペリアランクの露天風呂付きで畳スペースがないお部屋。
段差がなく、バリアフリーに配慮されたビューバスと多機能トイレが付いた、車椅子使用でも安心の「ユニバーサルデザインオーシャンビュー」というお部屋もあります。
予約前に知っておきたい注意点
デラックスルームは高層階にあるイメージがありますが、ビューバスタイプのみ2〜3階の低層階に配置されています。
そのため、「デラックス=高層階」と思って予約するとイメージと異なる場合があるので注意が必要です。
今回選んだお部屋とその理由
2026年3月初めの土日に、娘ふたりと私の3人で宿泊しました。
今回選んだのは、トリプルルームデラックスオーシャンビュー “VIEW BATH” 室礼 です。
あえて「ROTEN」ではなく「VIEW BATH」を選んだ理由
熱海パールスターホテルでは、テラスに露天風呂が付いた「ROTEN」タイプが人気ですが、今回はあえて「VIEW BATH」を選びました。
その理由は、シャワールームからお風呂までの動線です。
熱海パールスターホテルの公式サイトからお借りした、二つの間取り図をご覧ください。


出典:熱海パールスターホテル公式サイト
https://pearlstar.jp/rooms/
ROTENの場合、シャワーのあとに一度お部屋を横切ってテラスへ出る動線になりますが、VIEW BATHは、パウダールーム(洗面所)からそのままシャワー→バスルームに入れるため、動きがとてもスムーズです。
私にとってはこの「お風呂までの動線」がとても重要で、今回は快適さを優先してVIEW BATHを選びました。
気になっていた点
ただ一点、予約の際に気掛かりだったのが、お部屋の「階層」でした。

出典:熱海パールスターホテル公式サイト
https://pearlstar.jp/rooms/
一般的にデラックスルームといえば高層階をイメージしがちですが、「VIEW BATH」タイプは2階または3階の低層階に位置しています。
特に2階のお部屋は、公式サイトからお借りした写真のように、テラスに「デザイン格子」が設けられており、外の景色はその格子越しに眺める形になります。
理想を言えば、高層階で、かつシャワールームから直接テラスの露天風呂へ移動できる「ジュニアスイート」が希望にぴったりでしたが、今回は予算の都合で見送ることにしました。
そこで今回は、前述の「トリプルルームデラックスオーシャンビュー “VIEW BATH” 室礼」を選び、予約時に「可能であれば3階のお部屋を」とリクエストを添えています。
もし2階のお部屋に案内された場合でも、デザイン格子越しの景色をひとつの風情として楽しもうと考えていました。
実際に泊まってみた感想

結果として、用意していただいたのは3階のお部屋でした。
低層階であることに変わりはありませんが、デザイン格子がないので開放感がありました。また、気になっていた眺望についても、海はしっかりと見え、思っていた以上に満足感がありました。
一方で、低層階ということもあり、目の前を通る幹線道路の車の音は、多少感じる場面もありました。静けさを重視する方は、この点は少し気になるかもしれません。
デラックスオーシャンビュー “VIEW BATH” 室礼のお部屋の様子
ルームツアー動画
写真や文章で詳しくご紹介する前に、まずはルームツアー動画でトリプルルームデラックスオーシャンビュー “VIEW BATH” 室礼の全体像をご覧ください。
お部屋の様子を写真でご紹介

お部屋に入ると、予想以上の広さに驚きました。
和モダンの畳敷きのベッドルームの奥に、同じく畳敷きのリビングスペース、その向こうのテラス越しに海が見えます。

トリプルルームですので、同じサイズのベッドが3台並んでいます。
ベッドルームとリビングは引き戸で仕切ることができます。

リビングスペースには低めのテーブルと座椅子。
テレビはモニターの角度を変えられるので、ベッドに寝転んで観ることもできます。

テラスには寝椅子とテーブル。椅子に寝転んで海や空を眺められます。
朝陽を見ることができる方角です。

テラスから右下に目を向けると、お宮の松と寛一お宮の像が見えました。お部屋の位置によっては、ほぼ真下に見ることもできるかと思います。

ダブルボウルのパウダールーム(洗面所)。
鏡に向かって左手にトイレ、右手に浴室があります。

海を眺めながら入浴できるビューバス。お湯は自家源泉から汲み上げた温泉です。
手すりがあるので出入りも安心。
バスタブの手前にレインシャワー付きのシャワーがあります。

洗面所と浴室を仕切るドアはありませんでした。それなのに、洗面所の鏡が曇るような湿気がなかったのが不思議です。

広々としたクローゼット。
タオル類や、館内着などもここに用意されていました。

パントリーには、小さな流しや冷蔵庫、食器類などが収まっていました。(詳細はアメニティ紹介で)
アメニティとお部屋の設備
リビング・ベッドルームの設備とアメニティ

お茶セットは、リビングのテーブルの上に和モダンな設えで用意されていました。
南部鉄器の重厚な急須、白磁の湯呑み熱海名物のぐり茶のティーバッグ。

たくさん入るアクセサリーケース。

ベッドの枕元にタブレット。これでカーテンの開閉やエアコンの温度管理、灯りのON/OFFなどができます。

枕元に、コンセントとUSBポート。3人分の充電に困ることはありませんでした。
洗面所・バスルームの設備やアメニティ

パウダールームには、木製のコップ、NEMOHAMOのハンドソープ、SHOLAYEREDのシャンプー・コンディショナー・ボディウォッシュ・ボディローションのミニボトル、SKINTHEQUE & LABのスキンケアセット。

SKINTHEQUE & LABのスキンケアセットの中身は、クレンジング・洗顔料・化粧水・乳液・コットンの小袋が各1。

引き出しの中に、歯ブラシセット・ヘアブラシ・カミソリ・コットン綿棒ヘアゴムのセット・モンダミンなど。

ドライヤーはReFa。

シャワーヘッドはスティック型。レインシャワーもありました。

木製の湯桶と風呂椅子も置いてありました。
クローゼットのリネンと備品

クローゼットの棚に、バスタオルとフェイスタオルが多めに用意されていました。
ボディタオルも置いてあります。

引き出しにはバスローブ。

大浴場に行く際に便利な湯籠とタビックス。
タオル類やアメニティは大浴場にも用意されているので、籠に入れて持参するものはほぼありませんでした。
お風呂への動線の良さを重視してVIEW BATHを選んだのですが、タオル類がバスルームではなくクローゼットに用意されていたのは、思わぬ盲点でした。
すっかりそのことを忘れて服を脱いでしまい、「あ、タオルがない…!」と気づく場面も。結局、洗面所からリビングにいた娘に声をかけて、タオルとバスローブを持ってきてもらうことに。
こういうところは、実際に泊まってみて初めて気づくものですね。

折りたたみ式のスリムLEDデスクライトと、マルチタイプ充電ケーブル。
ラグジュアリーな空間でありながら、ビジネス利用や急な充電切れにも配慮された機能的な一面も。

右側の紺の上下が館内着、左側の代の上下がナイトウェアです。

館内履きの下駄と、室内用使い捨てスリッパ。
パントリー(ミニバー・グラス類)

冷蔵庫の中身は、サッポロ 静岡麦酒・ベアードビール 沼津ラガー・静岡茶・静岡みかんジュース、そして「中伊豆ワイナリー」がこのホテルのために特別に手がけているハーフボトルのロゼスパークリングワイン。
静岡ならではの「おもてなし」を感じるセレクションです。

ネスプレッソのコーヒーマシンとカプセル、PEARL STAR HOTEL ATAMI オリジナルラベルのミネラルウォーター、T-falの電気ケトル、カップ&ソーサー。

ネスプレッソのカプセルは、ストックホルム・フォルティシオ・ルンゴ、シャンハイ・ルンゴ、ヴォリュート・デカフェの3種類。
お砂糖とミルクも。

引き出しの真っ赤なトレイに美しく収まっているのはチューリップ型のグラスとソムリエナイフ、コースター。

こちらの引き出しにはハイボールグラスとロックグラス。重厚感のあるカットグラスです
熱海パールスターホテル 客室のよくある質問
- Q
VIEW BATHの部屋でも海は見えますか?
- A
はい、低層階ではありますが、海はしっかり見えました。ただし階数や位置によって印象は異なる可能性があります。
- Q
デラックスルームで低層階になることはありますか?
- A
はい、「VIEW BATH」タイプは2〜3階に配置されています。高層階を希望する場合は「ROTEN」タイプを選ぶのがおすすめです。
- Q
露天風呂付き(ROTEN)とVIEW BATHはどちらがおすすめですか?
- A
開放感や眺望を重視するならROTEN、動線の良さや使い勝手を重視するならVIEW BATHがおすすめです。
- Q
タオルや館内着はどこにありますか?
- A
クローゼットにまとめて用意されています。バスルームには置かれていないため、入浴前に準備しておくと安心です。
今回ご紹介したお部屋が気になった方は、各予約サイトでもぜひチェックしてみてください。日程によって料金や空室状況も変わるため、いくつかのサイトを見比べながら検討するのもおすすめです。
こちらから
クラブラウンジやお食事については、別記事で詳しくご紹介しています。あわせてチェックしてみてください。
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