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フラノ寶亭留で体験する北海道グルメ・2泊3日の夕食朝食レビュー

フラノ寶亭留 お食事 富良野
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フラノ寶亭留のお食事は、2023年春のリニューアルオープンの際に、それまでのフレンチから大きく方向転換し、自然の恵みをいただくダイナミックな料理に生まれ変わりました。

富良野や旭川など地元や近郊の食材をメインに、ホテルの広いお庭で採れた無農薬ハーブも利用した「富良野の森」をコンセプトにしたというお料理。

全てスタッフにおまかせではなく、自分たちで大皿から取り分けたり、お肉を切り分けたりもあります。

実は、旅行前に口コミチェックをしていた時に、この新しいお料理について「人員削減のための手抜き」のような意見も目にして、少し心配していました。

でも、それは杞憂でした。どのお料理もとても美味しく、スタッフの説明も丁寧で、大変満足しました。

セルフサービスで飲み放題の飲み物も、ここでしか味わえない独特なものがあって、美味しく楽しい経験でした。

2泊3日でいただいた4食全てを、写真入りでご紹介します。

フラノ寶亭留の概要まとめはこちら

フラノ寶亭留の夕食

レストランは3階にあります。

厳しいドレスコードはなく、館内着でOK。大半の方が館内着でいらしてました。

私達が通されたのは、奥の方のお庭が見える窓際のテーブルでした。

夏の18時なのでまだ外は明るいです。

初日の夕食

メニューにも書いてある通り、薪火グリルで料理されたココットは鍋のまま・お肉はカットしない状態で提供するのが、新しくなったフラノ寶亭留のお料理の特色です。

もう一つの特色の地産地消に関しては、使用されている食材の産地や特色の細かな説明がありました。

森のオードブル
スタッフが木をくりぬいて作った器に二人分が盛り合されてきました。

ひとり分を取り分けるとこんな感じ。
穂付きヤングコーン・エゾ鹿ハム・上富良野産滋養豚・アロマレッド(にんじん)

道産の烏賊と雲丹にパッションフルーツのソース

季節の一品
噴火湾産帆立・当麻町高橋農園甘長とうがらし

ココット料理
積丹産そい・蟹・鮑・厚岸産あさり

二人分入ったお鍋のままテーブルに運ばれます。

自分たちでひとり分ずつお皿に取り分けます。
バーニャカウダソースで味の変化も楽しめます。

口直し レモンとラベンダーのシャーベット

薪火グリル ふらの和牛・山わさび

あえてカットせず…と書いてあったけれど、これは2切れになっていました。

時季野菜

ローズマリーで香りづけしてあるそうです。
こちらもお鍋のまま運ばれてきました。

お肉とお野菜をそれぞれのお皿に取り分けるとこんな感じ。

山のデザート
ふらの牛乳・富良野産スイカ・ルバーブ

取り分けはちょっと面倒でしたが(旅先では上げ膳据え膳が醍醐味だと思っているので)、どのお料理もとても美味しかったです。

それぞれのお料理の説明もしっかりしていただけました。

2日目の夕食

二日目のメニューは、初日とは全く違うものでした。

自分たちで取り分けが必要なお料理は全くなく、全てそれぞれのお皿でサーブされました。

前日のパンは籠に盛られていましたが、この日はそれぞれのお皿に。

下川町フルーツトマト・ブラータ・パルマハム

日高産鰤・厚沢部産グリーンアスパラ・カラスミ

穴子・有馬山椒・旭川産平茸

小樽産八角・根室産花咲蟹・花ズッキーニ

シャーベット

青森産バルバリー種鴨・時季野菜

桃・芽室竹澤ファーム”ゆめのか”・クリームチーズ

初日のお料理と趣が違うのが、写真からも伝わるのでは?

グリル料理メインのワイルドな感じの初日と、盛り付けも美しい2日目。

こんなに変えていただけると、連泊でも飽きませんね。どちらも美味しかったです。

夕食時のフリードリンクコーナー

フラノ寶亭留のレストランの飲み物の特徴は、好きなものを好きな分だけ飲めるセルフサービスのフリードリンクということです。

特に、北海道で作られたジンに、季節のフルーツや北海道産の素材を漬け込んだ「クラフトジン」が何種類もあり、それらをトニックウォーターや炭酸で割ったりシロップを入れて好みの飲み方を楽しめます。

クラフトジン
利尻昆布・青しそ・ラベンダー

クラフトコーラ・梅・パイナップル

国産レモンと生姜・ミックスベリー

お好みで、ラベンダー・利尻昆布・各種香辛料を入れるのもGOOD!

炭酸・ハイボール・サッポロクラシック生

ふらのワイン 赤・白

マンゴージュース・烏龍茶・フルーツサングリア

フラノ寶亭留の朝食

1泊目の朝食

ベーコンと野菜のフラン
時季野菜のサラダ
サーモンの香草パン粉焼き
ソーセージ・ハム
本日のスープ

ふらの牛乳
ふたの裏にクリームが付くような濃厚さ。

フルーツ
手前はカウンターに用意されていたヨーグルトとグラノーラ。

2泊目の朝食

二日目の朝食に関しては、メニューは作っていないとのことでした。
基本は初日と同じ感じでしたが、細々した部分を変えてくださっていました。
この日のスープはカボチャ。

フランの代わりにスクランブルエッグ。
ハムの代わりにベーコン。
お魚は鰆の西京焼きでした。

パンが用意されていますが、希望すればご飯もいただけます。梅干しやお漬物など和風のご飯のお供も一緒に。

朝食のフリードリンクコーナー

夕食時にジンが並んでいたカウンターに、朝食時にはジュースやヨーグルトが用意されています。

好きな飲み物を好きなだけいただけます。

トマトジュース・オレンジジュース

ベリースムージー・グリーンスムージー

はちみつ・フルーツグラノーラ・ヨーグルト

カウンターにパン・ド・ミとオーブントースターが用意されていました。

トマトジュース・グリーンスムージー・ベリースムージー
グリーンスムージーは青汁のような苦めの味を想像していましたが、甘くて美味しかったです。

フラノ寶亭留のお食事まとめ

どのお料理も、予想以上に美味しかったです。分量も多すぎず少なすぎず、ちょうど良かったです。

北海道産の食材やホテルの庭で採れたハーブが使われていて、スタッフがそれらの説明を丁寧にしてくださる会話も楽しかったです。

1泊目と2泊目の夕食の趣が全く違ったり、朝食も細かなところを変えてくださったり、配慮がありがたいです。(パンに添えられるジャムなども、違う種類でした)

自分たちで取り分けたり切り分けたりは、このレストランならではの体験とも言えますが、上げ膳据え膳でのんびりしたい方には不向きですね。

フラノ寶亭留でしか味わえない自家製のクラフトジンは、種類も多くアレンジの仕方も色々なので、お好みに応じて楽しめます。

このクラフトジンをはじめとして、夕食も朝食もフリードリンクで追加料金なくいただけるのは良かったです。

毎回自分で飲み物を取りに立ち上がらなければいけないのが億劫、という面もありますし、席によっては飲み物を撮りに行く人がしょっちゅうそばを通るので落ち着かないと感じるかもしれません。

私自身は、そのマイナス面を考えても「美味しかった」「楽しかった」の気持ちの方が強く残る食事だったと思います。

この記事を読んで、北海道の美味しい食事を味わってみたいと思われた方は、以下のリンクから空室や料金などを確認してみてくださいね。

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富良野
Chiaki

温泉ソムリエ。
写真撮影が趣味の還暦おばちゃん。

私が実際に宿泊した中で
気に入った宿の情報を
自分で撮った写真と文章を通して
皆さんにお伝えしたいと思い
ブログを立ち上げました。

このブログが皆様の素敵な思い出作りに
少しでもお役に立ったら嬉しいです。

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